はじめに
今回は、立位における立方骨アライメントの評価方法を紹介します。
方法
被検者が立位をとった状態で、立方骨の底側に示指を入れます。
ここから、示指を踏むように、被験者に荷重をしてもらいます。
この状態で、示指が足底から抜けるかどうかを確認します。
![](https://i0.wp.com/funda-reha.com/wp-content/uploads/2020/10/DSC_0813.jpg?resize=600%2C338&ssl=1)
ポイント
示指が抜ける場合、立方骨が挙上し、指をつぶしていない状態であると言えます。
このような状態は、立方骨が高い位置で安定しているアライメントであり、荷重位で外側アーチが形成されていると考えられます。
![](https://i0.wp.com/funda-reha.com/wp-content/uploads/2020/10/5621deba8a18b839c7a4321764bb05e8-1.png?resize=600%2C450&ssl=1)
示指が抜けない場合、立方骨が下降し、示指をつぶしている状態であると言えます。
このような状態では、立方骨が低い所に位置し、指の厚みを1cm程度とすると、1cmの高さもないくらい、立方骨が降下しているアライメントであると判断します。
![](https://i0.wp.com/funda-reha.com/wp-content/uploads/2020/10/2a831ec055ed4fee4e1d0936ea40500d-3.png?resize=600%2C450&ssl=1)
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