高這い

高這いの発育発達

四つ這いの状態での重心移動によって、手のひらとつま先で体重を支えられるようになると、高這い姿勢がとれるようになります。

上肢では、手のひらで体重を支えることで、肩甲帯の機能や上肢の筋力が向上します。

下肢では、つま先で体重を支えることで、下肢帯の伸展機能が向上します。特に膝から足首に体重がかかるようになるため、足関節周囲の同時収縮が引き起こされるとともに、足趾や足底の機能が向上します。

高這いにより、下肢伸展筋の機能が向上してくると立位へと移行します。

獲得機能

  • 肩甲帯機能向上
  • 足趾機能発達
  • 下肢帯の伸展機能向上
  • 足底機能の強化
  • 下肢の連鎖

参考

  1. Rona Alexander,Regi Boehme,Barbara Cupps.機能的姿勢 運動スキルの発達.共同医書出版
  2. Lois Bly.写真で見る乳児の運動発達.共同医書出版
  3. 日本コアコンディショニング協会(2019).発育発達からひも解くコアセミナーテキスト 第5版

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