専門職向け情報

高齢者の評価

片脚立位テスト

片脚立位テストとは 片脚立位テストとは、片脚立ちで姿勢を保っている時間を測定する簡易なバランス検査で、高齢者の身体機能の評価として、運動器不安定症や転倒のリスクを判断するために、幅広く活用されています。片脚立位の評価方法には、目を閉じて測定...
高齢者の評価

5回立ち上がりテスト

5回立ち上がりテストとは 5回立ち上がりテストは、椅子から5回立ち上がる際にかかった時間を測ることで、下肢の筋力を調べる検査です。転倒発生のリスクやADL障害の発生リスク評価にも用いることができ、経時的に測定を実施することで対象者の変化を捉...
高齢者の評価

Timed Up&Go test(TUG)

TUGとは TUGは、椅子からの立ち座り動作、歩行、方向転換から構成され、移動能力だけでなくバランス能力や筋力などを要し、移動能力を総合的にみるテストです。今回は、TUGの測定方法、検査結果の基準値を紹介します。 検査のための準備 ストップ...
介護予防・健康増進

これからの介護予防の考え方

老年症候群の予防方法 前回の投稿で、75歳以上の後期高齢者においては、老年症候群が要介護の主な原因となり、その予防が重要であることをお伝えしました。 今回は、要介護の原因となる老年症候群を予防方法について紹介したいと思います。 老年症候群は...
介護予防・健康増進

加齢に伴う要介護認定率の変化と館山市における要介護リスク者の増加

加齢に伴う要介護認定率の変化 まずは、加齢に伴いどのように要介護認定率が変化するかを説明します。こちらは、加齢に伴う要介護認定率の変化を表すグラフで、縦軸が要介護認定率、横軸が年齢になります。 70~74歳までは6.3%とそれほど大きな値で...
介護予防・健康増進

介護予防ってどんなもの?

介護予防とは 介護予防とは、①介護を必要としていない方が、介護を必要とする状態になることを、できる限り防ぐ(遅らせる)こと、②介護を必要とする方が、その悪化をできる限り防ぐこと、さらには軽減を目指すことです。 介護予防は、高齢者を含む全ての...
介護予防・健康増進

要介護の原因を知りましょう!

介護が必要となった年齢別の主な原因 まずは、介護が必要になった原因と年齢の関係について説明します。 脳卒中は、65~74歳までの前期高齢者加齢において、介護が必要となった原因の多くの割合を占めていますが、加齢と共にその割合は減っていきます。...
全サービスに共通する措置

業務継続に向けた取組の強化

令和3年度の介護報酬改定において、感染症や災害が発生した場合であっても、必要な介護サービスが継続的に提供できる体制を構築する観点から、全ての介護サービス事業者を対象に、業務向けた向けた計画等の策定、研修の実施、訓練(シュミレーション)の実施...
全サービスに共通する措置

高齢者虐待防止の推進

高齢者虐待防止の推進においては、全ての介護サービス事業者を対象に、利用者の人権の擁護、虐待の防止等の観点から、虐待の発生又はその再発を防止するための委員会の開催、指針の整備、研修の実施、担当者を定めることを義務づけるとされています。その際、...
全サービスに共通する措置

ハラスメント対策の強化

はじめに 令和3年度介護報酬改定において、全サービス事業者の適切なハラスメント対策を強化する観点から、全ての介護サービス事業者に、男女雇用機会均等法等におけるハラスメント対策に関する事業者の責務を踏まえつつ、ハラスメント対策を求めることとさ...