ご自宅で実施するホームエクササイズは、運動器リハビリテーションを成功に導く上で、非常に重要な役割を果たしています。
ここでは、足関節を構成する骨の位置関係(アライメント)を整え、中間位での足関節運動を獲得するためのエクササイズを紹介します。
腓骨筋エクササイズ
はじめに 腓骨筋は、長腓骨筋(赤)と短腓骨筋(青)からなる、脛の外側から足底にかけて走行する筋です(図1)。 図1.腓骨筋|長腓骨筋(赤)と短腓骨筋(青) 腓骨筋は、外側から足関節を安定させる作用を持つことから、足関節の内反捻挫の予防に重要...
ニーアウトスクワット
はじめに 足関節は、つま先を上げた状態(足関節背屈位)では、脛骨と腓骨に距骨がしっかりとはまり込み安定性が高まるといった特徴を持っています。足関節のはまり込みが不十分な場合、荷重位で踏み込んだ際に足関節が不安定になるため、ニーイン・トゥアウ...
足関節内旋エクササイズ
はじめに 足関節は、つま先を上げた状態(足関節背屈位)では、脛骨と腓骨に距骨がしっかりとはまり込み安定性が高まるといった特徴を持っています。足関節のはまり込みが不十分な場合、荷重位で踏み込んだ際に足関節が不安定になるため、ニーイン・トゥアウ...
後脛骨筋エクササイズ
はじめに 後脛骨筋は、脛骨・腓骨より始まり、舟状骨・踵骨・楔状骨に停止する筋で、足部アーチを支え、長腓骨筋とともにクロスサポートメカニズムにより踵骨を安定させる作用を持っています。今回は、後脛骨筋を強化するためのチューブを用いたエクササイズ...
足趾開排エクササイズ|6種目
ウインドラスメカニズムとは、足趾を開きながら上にあげる肢位(足趾開排・伸展)をとることで、足部のアーチと剛性が高まるメカニズムです。ウィンドラスメカニズムは、歩行や走行の蹴りだしやピボットターンなどのスポーツ動作において、効率的に地面に力を...