写真で学ぼう!短趾屈筋を触察するためのランドマーク

下肢の筋を触察するためのランドマーク

はじめに

短趾屈筋は、足部の中央部を縦走し、足底部の厚い皮膚、皮下組織および足底腱膜に覆われる筋です。

短趾屈筋は、小趾球筋との滑走不全により、立方骨や第5中足骨のアライメントに影響を与えるため、足部アーチの評価や治療において、隣接組織と触り分ける必要がある筋です。

今回は、「足底筋の触察」の復習シリーズの第3弾として、短趾屈筋を触察するためのランドマークを紹介します。

短趾屈筋の内側縁

踵骨隆起の前内側底側端(★1)と母趾の基部と第2趾の基部との間の部位(★2)を確認します。

踵骨隆起の前内側底側端(★1)と母趾の基部と第2趾の基部との間の部位(★2)を結ぶ線が、短趾屈筋の内側縁の想定線になります(想定線1)。

短趾屈筋の外側縁

踵骨隆起の前底側縁の中央部(★3)と第5趾の基部と第4趾の基部(★4)を確認します。

踵骨隆起の前底側縁の中央部(★3)と第5趾の基部と第4趾の基部(★4)を結ぶ線が短趾屈筋の外側縁の想定線になります(想定線2)。

短趾屈筋の筋腹の前縁

足部の長軸長の前方1/3の部位を確認します。
短趾屈筋の筋腹は足部の長軸長の前方1/3の部位付近まで存在し、それより前方の領域は停止腱が存在します。

おわりに

母趾球筋(母趾外転筋、短母趾屈筋)に引き続き、短趾屈筋を触察するためのランドマークを紹介しました。

短趾屈筋の触察練習を行う際には、今回の投稿に参考テキストを併せて学習していただくと、理解が一層深まります。ぜひご活用下さい。

特徴 | 骨格筋の形と触察法 | 大峰閣

初版から15年を経て,臨床家の厳しい要求に答える内容で,かつ,学生の基本学習へも配慮し,理学療法士が著した,卒前から卒後まで末永く使える,オールカラー/ハードカバー製本による,筋の解剖学/体表解剖学書の改訂. 各論に「学生のための触察ポイント」を追加し,基本的触察法を学ぶ学生の到達目標を提示した. …


今回もご覧いただきありがとうございました。

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