大殿筋を触察するためのランドンマーク

体表解剖

大殿筋のマッピング

大殿筋を体表にホワイトボードマーカーを用いマッピングしました。大殿筋が赤、寛骨・大腿骨の大転子が黒で、描かれています。

殿部を後方からみた写真
殿部を後外側方からみた写真
殿部を外側方からみた写真

筋マッピングはInstagramでもご覧いただけます。

大殿筋の触察方法

大殿筋の前外側上縁

上前腸骨棘の後端から2横指外側頭方の部位(✖1)を確認します。

外側方へ投影した大転子の前近位端から2横指頭方の部位(✖2)を確認します。

✖1と✖2結ぶ線を想定線とします(想定線1)。

想定線1の中点から2横指外側頭方の部位(✖3)を確認します。

✖3を通りながら✖1と✖2を結ぶ線を、大殿筋の前外側上縁の想定線とします(想定線2)。

想定線2を指標に大殿筋の前外側上縁を触察します。

大殿筋の内側下縁

大腿骨の後面の近位1/3の部位(✖4)を確認します。(おおよそ、大腿骨は、大腿の近位1/3の部位では、大腿の幅の外側1/3~中央部に位置するので、参考にしてください。)

坐骨結節の下端(✖5)の確認します。

✖4と✖5、そして尾骨の下端の3点を結ぶ線を、大殿筋の内側下縁の想定線とします(想定線3)。

想定線3を指標に大殿筋の内側下縁を触察します。

大殿筋の内側縁

下後腸骨棘の高さの後正中線の位置(✖6)を確認します。

尾骨の下端と✖6と上後腸骨棘の下端と上後腸骨棘から2横指外側頭方の部位(✖1)を結ぶ線を大殿筋の内側縁の想定線とします(想定線4)。

想定線4を指標に大殿筋の内側縁を触察します。

大殿筋の前外側縁

大転子の前近位端から2横指頭方の部位(✖2)と、大腿骨の後面の近位1/3の部位(✖4)とを結ぶ後方に凸の孤を描く線を想定線とします(想定線5)。

想定線5を指標に大殿筋の前外側縁を触察します。

まとめ

大殿筋を正しく触察するための指標を紹介しました。

正確な触察技術を身につけるためには、触察方法を知る以外に大殿筋の三次元的な構造と大殿筋に特徴的な触察感を知ることが重要になります。

これらを確実に身につけるには、正確な情報が記載されているテキストでの学習や確かな情報や技術を伝えてくれるセミナーの受講した後に、何度も練習を重ねる必要があります。

下にテキストやセミナーを紹介いたしますので、よかったらご覧ください。

骨格筋の形と触察法 http://daihokaku.com/book01/tokuchou.html

運動器系体表解剖セミナー  http://surface-anat.com/guide.html


たてやま整形外科クリニックでは、所属する理学療法士・作業療法士の触察技術の向上に向け、職員対象のTOC体表解剖勉強会を開催しております。たてやま整形外科クリニックにご興味がございましたら、是非こちらをご覧ください。

たてやま整形外科クリニックHP http://surface-anat.com/guide.html

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