徒手療法

主観的評価|問診

ボディチャート(Body Chart)

ボディチャート(Body Chart)とは ボディチャートとは、疼痛、痺れ感、感覚低下といった患者の症状に関する情報を身体図に書き込むもので、主観的評価(問診)の最初のステップとして用いられます。 正確にボディチャートを書き込むことで、一目...
体表解剖

大殿筋を触察するためのランドンマーク

大殿筋のマッピング 大殿筋を体表にホワイトボードマーカーを用いマッピングしました。大殿筋が赤、寛骨・大腿骨の大転子が黒で、描かれています。 殿部を後方からみた写真 殿部を後外側方からみた写真 殿部を外側方からみた写真 筋マッピングはInst...
主観的評価|問診

病歴

病歴には、現在の症状の発症についての詳細について聴取する「現病歴」、同様の疾患に関する過去の症状の発症についての情報について聴取する「既往歴」があります。 病歴の使用目的 病歴は、以下のような目的で聴取されます。 症状の経過障害の程度、段階...
主観的評価|問診

症状の変化と能力障害のレベル

検査の目的 「症状の変化と能力障害のレベル」に関する主観的評価は、以下のような目的で実施します。 徒手的な理学療法で治療できるメカニカルな障害であるかどうかの鑑別診断症状を増強あるいは軽減する要因の確認被刺激性(irritability)の...
運動検査

自動・他動・等尺性抵抗運動検査を用いた損傷組織の見分け方|運動検査②

はじめに 運動検査①で紹介した、自動・他動・等尺性抵抗運動検査により、収縮性組織と非収縮性組織に加わる機械的ストレスの考えを応用し、各々の検査を組み合わせ、収縮性組織と非収縮性組織のどちらが損傷しているのかを見分け方をモデル図を用い紹介した...
運動検査

4つの運動検査(自動・他動・等尺性抵抗・関節副運動検査)を用いた問題のある組織の見分け方|運動検査④

はじめに 自動・他動・等尺性抵抗運動検査と関節副運動検査の4つの検査を組み合わせ、問題のある組織を見分る方法をモデル図を用い紹介したいと思います。 自動運動検査で関節可動域制限があり、他動運動検査では無症状で全可動域の運動が可能な場合 自動...
運動検査

関節包内運動と関節副運動検査の基本|運動検査③

はじめに 運動検査には、骨運動学の視点から生理学的運動を分析する自動運動検査、他動運動検査、等尺性抵抗運動検査と関節運動学の視点から関節包内運動を評価する関節副運動検査があります。今回は、関節包内運動と副運動検査の基礎知識を紹介したいと思い...
運動検査

自動・他動・等尺性抵抗運動検査により組織に加わる機械的ストレス|運動検査①

はじめに 運動検査には、骨運動学の視点から生理学的運動を分析する自動運動検査、他動運動検査、等尺性抵抗運動検査と関節運動学の視点から関節包内運動を評価する関節副運動検査があります。自動運動検査は自動ROMテスト、他動運動検査は他動ROMテス...