体幹の筋を触察するためのランドマーク 肩甲挙筋を触察するためのランドマーク はじめに 肩甲挙筋は、外側方からみて頚部の前後径の中央部付近を下行し、肩甲骨の上角から内側縁に停止する筋で、肩甲骨の挙上に働きます。 肩甲挙筋は、僧帽筋や斜角筋、第1・2肋骨との滑走不全により、肩甲骨の上方回旋時の肩甲骨の上角の内側への移動... 2020.07.11 体幹の筋を触察するためのランドマーク
体表解剖 内腹斜筋を触察するためのランドマーク はじめに 内腹斜筋は、鼠径靭帯、腸骨の腸骨稜の中間線、胸腰筋膜の深葉を介して腰椎の肋骨突起に起始し、第10~12肋骨の下縁、腹直筋鞘を介して白線に停止する、体幹の外側面を斜走する板状の筋です。 内腹斜筋と隣接組織との滑走不全による胸郭の拡張... 2021.05.22 体表解剖体幹の筋を触察するためのランドマーク
体表解剖 腹直筋を触察するためのランドマーク はじめに 腹直筋は、恥骨結節、恥骨の恥骨結合の前面に起始し、第5~7肋軟骨、胸骨の剣状突起に停止する、前正中線のすぐ外側方を縦走する多腹筋です。 腹直筋と隣接組織との滑走不全による胸郭の拡張不全が、腰部・肩甲帯の運動機能、呼吸機能などに大き... 2021.05.22 体表解剖体幹の筋を触察するためのランドマーク
体表解剖 腰方形筋を触察するためのランドマーク はじめに 腰方形筋は、腰椎の外側方で腹腔の後壁をつくる板状の筋です。片側が働くと骨盤の挙上または腰部を同側へ側屈させ、両側が働くと腰部を伸展させ、横隔膜が収縮する際に第12肋骨を固定する作用があり、体幹の機能障害を有する症例に介入する際に触... 2021.05.21 体表解剖体幹の筋を触察するためのランドマーク
体表解剖 三角筋を触察するためのランドマーク はじめに 三角筋は、肩部に位置する三角形の筋で、鎖骨部(前部)、肩峰部(中部)、肩甲棘部(後部)から、構成されています。 肩関節の機能障害には、前方タイトネスや後方タイトネスがあり、三角筋と隣接組織との滑走不全が深く関わっています。後方タ... 2021.05.21 体表解剖上肢の筋を触察するためのランドマーク
体表解剖 棘筋、半棘筋、多裂筋、回旋筋を触察するためのランドマーク はじめに 棘筋、半棘筋、多裂筋、回旋筋は、脊柱の棘突起のすぐ外側に位置する筋です。 特に腰部に位置する多裂筋は、評価の際に筋萎縮や収縮不全を確認したり、徒手療法・運動療法などで介入する場面でも触れる機会が多い筋です。腰に痛みを抱える症例に対... 2020.02.09 体表解剖体幹の筋を触察するためのランドマーク
体表解剖 最長筋を触察するためのランドマーク はじめに 最長筋は、体幹の後面を骨盤から頭蓋骨まで縦走する大きな筋で、体幹を伸展や同側側屈させる作用を持っています。 臨床では、腰部に痛みを抱える症例において、最長筋と腸肋筋・多裂筋の間の滑走不全に対する徒手療法を実施する機会も多いので、し... 2020.02.09 体表解剖体幹の筋を触察するためのランドマーク
体幹の筋を触察するためのランドマーク 外腹斜筋を触察するためのランドマーク はじめに 外腹斜筋は、第5(6)~12肋骨の外面に起始し、腸骨の腸骨稜の外唇の前方1/2の領域、鼠径靭帯、腹直筋鞘を介して白線に停止する、体幹の外側面を斜走する板状の筋です。 外腹斜筋と隣接組織との滑走不全による胸郭の拡張不全が、腰部・肩甲... 2021.05.22 体幹の筋を触察するためのランドマーク
体幹の筋を触察するためのランドマーク 小胸筋を触察するためのランドマーク はじめに 小胸筋は、大胸筋の深層に位置する三角形状の筋で、肩甲骨の烏口突起を前尾方へ引き、肩甲骨を前傾・外転・下方回旋させる作用を持つ筋です。 右胸部を前方からみた写真|小胸筋(青)、大胸筋(赤) 小胸筋は、大胸筋との滑走不全により、肩関節... 2021.05.22 体幹の筋を触察するためのランドマーク
体幹の筋を触察するためのランドマーク 大胸筋を触察するためのランドマーク はじめに 大胸筋は、胸部の前面に位置し、鎖骨部・胸肋部・腹部の3部から構成される扇状の大きな筋で、肩関節の内転、内旋の作用を持っています。 右胸部を前方からみた写真|大胸筋(赤)、小胸筋(青) 臨床において、肩関節の前方拘縮では、大胸筋と三... 2021.05.22 体幹の筋を触察するためのランドマーク