FUNDA-REHA

体表解剖

内腹斜筋を触察するためのランドマーク

はじめに 内腹斜筋は、鼠径靭帯、腸骨の腸骨稜の中間線、胸腰筋膜の深葉を介して腰椎の肋骨突起に起始し、第10~12肋骨の下縁、腹直筋鞘を介して白線に停止する、体幹の外側面を斜走する板状の筋です。 内腹斜筋と隣接組織との滑走不全による胸郭の拡張...
リハビリテーションマネジメント

リハビリテーション会議の実施方法

はじめに リハビリテーションマネジメント加算を算定する際に開催を求められる、「リハビリテーション会議」の実施方法について紹介します。 リハビリテーション会議の構成員 リハビリテーション会議の構成員は、利用者及びその家族を基本とし、医師、理学...
上肢の筋を触察するためのランドマーク

三角筋を触察するためのランドマーク

はじめに 三角筋は、肩部に位置する三角形の筋で、鎖骨部(前部)、肩峰部(中部)、肩甲棘部(後部)から、構成されています。  肩関節の機能障害には、前方タイトネスや後方タイトネスがあり、三角筋と隣接組織との滑走不全が深く関わっています。後方タ...
体表解剖

腰方形筋を触察するためのランドマーク

はじめに 腰方形筋は、腰椎の外側方で腹腔の後壁をつくる板状の筋です。片側が働くと骨盤の挙上または腰部を同側へ側屈させ、両側が働くと腰部を伸展させ、横隔膜が収縮する際に第12肋骨を固定する作用があり、体幹の機能障害を有する症例に介入する際に触...
体表解剖

僧帽筋を触察するためのランドマーク

はじめに 僧帽筋は、頚背部に位置する三角形状の筋で、下行部、横行部、上行部の3部から構成されています。全体では肩甲骨の内転、下行部は肩甲骨の挙上・上方回旋、横行部は肩甲骨の内転、上行部は肩甲骨の内転・下制・上方回旋の作用を持ちます。僧帽筋と...
靴のマメ知識

2段ハトメを用いた靴ひもの結び方

2段ハトメとは ランニングシューズやスニーカーには、紐を通す穴の最も上のところに、2つ穴が並んでいるものがあり呼びます。 この穴は「2段ハトメ」(ハトメ=ひもを通す穴)といい、1980年に「アシックス」が「実用新案」として出願し登録されまし...
足部のホームエクササイズ

タオル踏みスクワット

はじめに 理想的な足部アーチをつくるためには、立方骨が持ち上がり(立方骨挙上)、楔状骨が内側に移動する(楔状骨内転)、骨の位置関係(アライメント)を保つことが不可欠となります。 今回は、「竹踏みエクササイズ」に続きランジ姿勢でタオルを踏み込...
主観的評価|問診

ボディチャート(Body Chart)

ボディチャート(Body Chart)とは ボディチャートとは、疼痛、痺れ感、感覚低下といった患者の症状に関する情報を身体図に書き込むもので、主観的評価(問診)の最初のステップとして用いられます。 正確にボディチャートを書き込むことで、一目...
足部のホームエクササイズ

竹踏みエクササイズ

はじめに 理想的な足部アーチをつくるためには、立方骨が持ち上がり(立方骨挙上)、楔状骨が内側に移動する(楔状骨内転)ような骨の位置関係(アライメント)を保つことが不可欠となります。 今回は、竹踏みにより、立方骨・楔状骨のアライメントを整え、...
ニーアウト・トゥイン|Knee-out&Toe-in

Knee-out&Toe-in(KOTI) により生じる膝関節へのメカニカルストレスとスポーツ外傷・障害

はじめに 今回は、Knee-out&Toe-in(KOTI)により生じる膝関節へのメカニカルストレスとスポーツ外傷・障害について説明します。 Knee-out&Toe-in(KOTI)により膝関節に加わるメカニカルストレス Knee-out...